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水を与えない、カラカラの試験区のNERICAの方が収量が多かった。
なぜか?
普通ありえない結果だと思う。
先生に聞いても理由は不明。
ということで我々は考えた。
水稲農家に話を聞こう!!
ということで専門家である農家さんにお話を聞きに行きました。

結果、
さすがプロ。非常に参考になった。
水稲の栽培において外気温が高かろうが、低かろうがそれほど影響はない。
最高気温が35度であろうが39度であろうがそれほど影響はないということ。
でも大事なことがある。それは水温。
気温が上昇し、土中もしくは土表の水温が上昇すると植物は一気にやられる。
農家はこれを知っているから、夏場の水はかけながし、水の奪い合いとなるそうだ。

なるほど
これですべて解決。

ポリマーを土に混ぜた区や、水をたっぷり与えた試験区より、ほとんど水をあたえないNERICAの方が良かった理由。
「NERICAはアフリカで栽培できるほど高温に強い」
といった既成概念からの脱却。

供試植物の生態をしっかり学ばなければ。
僕たちはこの考察から、一歩前進することができた。
農業の専門学科に学ぶ高校生は植物の生理を学びながら科学的に考察するスキルを身につけなることが重要だと思う。
大変ためになりました。ありがとうプロの農家さん(´ー`)b


NERICAはおそらく水の多い日本では栽培に不向き。
でも暑すぎる夏場の日本(とくに盆地の京都)では大きなメリット。しかも粗放型栽培においてはこれがまさにポイントとなる。

小学生が栽培する。おそらく水やりなんてしないだろう。肥料もやらない。観察もほどほどに放置プレイ。
だからこそNERICAを小学校の屋上に導入するメリットはあると思う。

NERICAから多くのことを勉強できると思う。小学生は・・・
屋上緑化(環境)、収穫物の利用(家庭)、アフリカの地理(世界)、植物栽培(理科)、環境問題(理科)、バイオエタノールの生成(理科)、生き物を育てる、命の大切さ(道徳) 等々



今回、農家さんから話をきけてとても良かった。
やるっきゃないっしょ!!
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プロフィール
HN:
京都府立桂高等学校 チームQUINOA&NERICA&田植機
性別:
男性
職業:
高校2年生
趣味:
NERICA(笑
自己紹介:
高校2年生 8人の研究チームです。
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